まちのごみ箱

まちさんがぼやく記事を書くとこ。noteから移行したいね(願望)

教職切り指南

 

https://adventar.org/calendars/3961

 

…教職切った人が書いていいんですか?え?1年の夏にやめちゃったんですけど…。

 

なんでやめてしまったのか

まず、教職をやめてしまったのか。これを説明するには「なぜ教職をやってしまったのか」について反省しないといけないきがします。物理人生をドブに捨てる学類に入り、研究職を考えていた(今も考えている)私なのですが、そのなかで不安に駆られて資格取りたいという気持ちになったというのが経緯です。

まあ、教職切る人はだいたい似たような考え方、すなわち先生になる予定はないけど教職取りたい!って発想です。もし似たような考えで取ろうと思っている貴方。絶対教職断念の憂き目に遭います。断言します。

1年生の私はそんなこともつゆ知らず教職を取ってしまったわけです。その結果増えていく集中…。食われていく夏休み。気づけば集中に行かなくなり教職から逃げていたような気がします。

教職取ることで集中が増えて予定が縛られていくのを嫌ったというのもあるのですが、最も嫌だったことは教職から古き悪き日本を感じてしまうことですね。集中の講義の先生が放った一言は今でも忘れられません。

「先生はやりがいがあれば多少の忙しさも乗り越えられます」

…ああ、やりがい搾取じゃねえか。それに教職カルテとかいう作文を書く本も付属してきます。感想を書けってなんだよ知らねえよ。

あ、もう一つ教職を断念した理由はあったのですが、後で話しましょう。教職への文句はこれぐらいにして教職の切るときについてお話をします。

教職を切るときに気を付けたいこと

切る判断は早めに

向いていないと感じたらなるべく早くやめることが肝心です。無駄とまでは言いませんが、向いていない教職の講義をずるずる引きずって受けるのは得策とは言えないでしょう。

教職を切る際には書類が必要です

これちょっと大事。教職断念には書類が必要です。黙ってても問題ないのかもしれないけどいざというときの責任は取れません。しかもこれ担任の判子が必要です。私は2年の時に書類の提出を知ったのですが、担任の判子をもらうのに難儀しました。2年以降になるとクラスセミナーもなくなって、担任に会う機会がnullになるのでとっても面倒ですよ!

最後に真面目な話

現在進行形で教員免許が見てる中こういうこと書くのも人が悪いと思うのですが、ここで悲しいお知らせを一つ。

https://thebigface.hatenablog.com/entry/2019/03/16/205811

教員不足の深刻化からついに教員免許を持ってない人の採用が検討され始めています。

実は教員免許には特別免許状というものがありまして、試験を受けていれば、大学で特別な学習等を受けていなくとも都道府県の教育委員会から教員免許を発行してもらえるのです。これが私が教職断念に至った最大の理由です。もちろん特別免許状の発行は一筋縄でいかないのは事実ですし、非常勤講師がいいところだろうということだとは思いますが、すくなくとも「先生」にはなれてしまうのは事実です。

確かに教員というのは人の人生を大きく左右する、責任重大な仕事だと思います。免許制にして質の低い教員の氾濫を防ぐことそれ自体に異を唱えるつもりもありません。ですが、あまりにも教員免許の取得を厳格化した結果、教員不足に陥り、結果として教員としての教育をほとんど受けていない人が「先生」になってしまうのは、果たして免許制の意義というのを根本から疑わざるを得ません。私が言えることではないと思いますが、大学で教員としての必要なことを適切に修得した人こそが「学校の先生」になるべきなのだと考えます。大学でいじめはコミュニケーション、先生は売春してもいいと学んだらしい教員もいるのですが

教員不足の原因というのは複数考えられるとは思うのですが、まずは教員免許の取得について見直してもいいのではないかと考える今日この頃です。